男子ふたりの母の日記

5才アオと2才テツとの日々など

5歳、嫌なことやるのはもったいない

水曜日は午前保育。午後は公園で遊んでいたけど、だんだん体操教室の時間が迫る。今日は2回目。

アオ「やっぱり今日は行けないかも。ちょっときついみたい。公園で遊べるくらいは元気だけど、体操教室はいけないくらい。」

母「じゃあ参加しなくていいから、見るだけ見に行こう」

アオ「いや。行きたくない。行きたくない!!楽しくない!つまんない!この前嫌だった!!」

母「何が嫌だったの?鉄棒?マット?」

アオ「ぜんぶ嫌だった!!」

母「じゃあおいかけっこのところだけやったら?

アオ「いや!ぜんぶいやだった!行きたくない!!」

母「じゃあテツと一緒に遊びながら見学してて、やりたくなったらそのときだけやってみよう」

アオ「やりたくならない!!」

母「やらなくていいから行くだけ行こう!!10月分お金払っちゃってるから行かないともったいないんだよ」

アオ「やらないのに行くだけなのももったいない!!」

正論…じゃあやってくれ…

母「行かないのがいちばんもったいないよ、行くだけ行こう。やらなくてもやり方見るだけでも勉強になるから」

アオ「いやだ!いやなのに行く方がもったいない!!」

 

確かにいやなことをイヤイヤするのは時間も自分ももったいないのも一理ある。

負けそう。

でも一回やってみて嫌だっただけで嫌いって決めちゃうのももったいない、もしかしたら好きになるチャンスが隠れてるかもしれない、なんて色々言うけどもう熱くなっててぜんぜんダメ。

ママ友の協力もありなんとか自転車に乗り出発するも、会場が近づくとまた喚き始める。

到着すると泣きながら母の服を引っ張って抵抗してるけどなんとか入り口へ。

部屋の中に入らず入り口前で泣いてる。

お友達とママ友の協力で、マットで体を隠しながら忍者のように中に入ってきた。

こういう何かひとつ壁を乗り越えるとき、母親以外の大人の存在が支えになってくれるのがすごく助かります、ありがとう。

マットをついたてのようにして自分の姿を隠しつつ遊んでる。仲良しの友達が鉄棒やマットをするところを、ついたてマットの端からチラチラ顔を出して覗いてる。運動教室を頑張る友達を気にしてる様子だったけど結局最後まで参加できずじまい。

 

そしてあんなにずっとショボショボ元気がなかったのに、終わったら突然元気になり走り回ってる。

こんなことなら、公園にいた方がよっぽど運動になるな。今日なんて木登りチャレンジしてたし。ワクワクしながらやれることの方が伸びるだろうし。来週もう無理やり連れてくのやめようかな。

「嫌なことやるのはもったいない」

今日は長男のこのセリフにガツンときてしまった…自分にも言われてるような気がして。