男子ふたりの母の日記

5才アオと2才テツとの日々など

長谷川摂子さんの言葉遊び絵本

 

長男と私のいま一番のお気に入り絵本「たあんきぽおんきたんころりん」(長谷川摂子さん)

 

たあんき ぽおんき たんころりん|福音館書店

 

わらべうたをヒントに生まれた言葉遊びうたの絵本とのことです。

同じ長谷川摂子さんの「めっきらもっきらどおんどん」も前から気になってるけど、怖そうで嫌だというので借りたこともない。だけど今回図書館で怖くなさそうなものを見つけたので借りたら大好きになっちゃいました。

 

まず降矢ななさんという方の絵がとっても可愛くて私が癒される。子ども向けというよりは大人向けのよう、カラフルだけどシックな色合いで、歌って踊っているような線使いで素敵。ちょっとだけダークなファンタジーって雰囲気が出ててそこがおしゃれだけど、表情が面白かったりして子どももあんまり怖がらずに楽しんでくれてる。

 

何より詩がとても面白い。てんとうむしが飛んでいくときの「とっぴんぱらりのぷう」なんて音としての言葉も面白いし、内容もヘンテコで面白い。怖がってほしくないので、わざと面白い声や可愛い声で読んだりして盛り上げてみると大受け。

おばけのうたのページがあるので、そこは一際ふざけて読みました。あぶらあげおばけが「ゲッゲッゲー」と笑うのに大笑いする2人。長男は「ゲッゲッゲー」という笑いを幼稚園のお友達に流行らせたいようだけど…うまくいくかな?笑

 

私が好きな絵本を子どもが気に入ってくれて何度も読み聞かせできるのは子育て中の幸せの中でかなり上位に入るくらい幸せ…

 

長男はこういう言葉遊びのような面白い響きのある絵本を好んでよく読んでいて、かこさとしさんのからすのパン屋さんの「かじだ かじだ おおかじだー」のページは暗記するほど何度も大声で読んでは大笑いしてきた。同じかこさとしさんでいえば、「まさかりどんがさあたいへん」という言葉遊びがたくさん盛り込まれてるお話も大好き。何度もヒーヒー笑いながら読んできました。

まさかりどんがさあたいへん - 子どもの本の小峰書店

 

 

そういえば落語絵本の「まんじゅうこわい」も好きみたいだし…落語とか聞かせたらハマるかな?

川端誠 落語絵本2 「まんじゅうこわい」: 絵本のギフト通販|クレヨンハウス