井の頭線沿いに遊びに行きました。
子どもが鉄道ファンになるまではそんなこと気に留めたこともなかったけど、井の頭線の車両には、黄緑、水色、オレンジ、ピンク、白、などなど色んな色があるようです。
その中でもレインボーカラーというのがあります。一編成しか存在していないため、滅多に見ることができません。うちの長男は「幻のレインボーカラー」と呼んで憧れていました。もちろん見たことはありませんでした。
そんな中、先日久しぶりに親戚の家に向かうために井の頭線(ホワイト)に乗っていたら、なんとレインボーカラーとすれ違ったのです!
電車の走行中でのすれ違いだったので一瞬のことでした。夫が気づいて急いで息子に伝えましたが恐らく見ることはできなかったようです。後ろ姿をチラリ、存在の確認はできた程度。カラーをしっかり目に焼き付けることが出来ずに悔しそうでした。
目的の駅に着いて、親戚の家まで歩きます。どうしても息子にレインボーカラーの車体を見せてあげたい夫。「踏切で電車を見よう!レインボーカラーが折り返しで来たら会えるかもしれない!」
悔しさを我慢していた息子は期待に目を輝かせます。さっきすれ違ったばかり、すぐには来ないだろうし、もしかしたらそのまま車庫に入ってしまい折り返さない可能性もあります。期待して見れずに余計悲しむかもしれません。
でも夫と子どもたちは飽きることなく待ち続け、もう20分は経ったと思われる頃、ようやくレインボーカラーがやってきたのです!
「きたーーーー!」
息子はジャンプして大喜び!!
もう何度も諦めかけて、次違ったら諦めよう、というのを3回くらい繰り返した後のことでした。諦めなくてよかったね、すごいねラッキーだね、きれいだったねと興奮しながら歩きました。